
静岡の名門「静岡学園高校」から2012年に鹿島アントラーズへ加入した伊東幸敏。ポジションは右サイドバックです。
ここでは内田・西などとポジション争いを続ける伊東幸敏を紹介します。
鹿島アントラーズの伊東幸敏のプレースタイル
伊東幸敏の魅力と言えば、運動量の多さと抜群のクロス精度。
鹿島アントラーズのサイドバックは、チャンスと見るや前線に上がり危ない時には最終ラインまで下がります。
いちばん運動量が必要とされるポジションでもあるわけです。そのポジションに運動量が自慢の伊東幸敏がいるのは心強い限り。
強靭なスタミナが武器の伊東ですが、最近ではクロスの精度も良くなってきました。
何度もオーバーラップを繰り返し、そのたびに精度のいいクロスを上げる。伊東のところからチャンスが生まれるシーンは数多いです。
入団したての頃は、ちょっと守備に難ありと思っていましたが、今では守備にも強くなりました。

伊東幸敏は右サイドバックのポジション争いに勝てる?
伊東幸敏と同じ右サイドバックのポジションには、西大伍が君臨しています。そして、2018年には内田篤人がカムバック。よりいっそう鹿島アントラーズの右サイドバック争いは激化しました。
さらに両サイドバックできる安西も2018年に鹿島アントラーズに加わっています。
すべての選手が他のチームでなら即スタメンになれる実力を持っています。このレベルの高すぎるポジション争いに伊東幸敏は勝つことができるのでしょうか。

おそらくですがいちばんスタミナがあるのは伊東です。サイドバックはスタミナが命といってもいいほど運動量が必須のポジションです。
なのでもっとワンタッチパスや守備ができるようになると、西や内田に勝つだけのポテンシャルを秘めた選手だと思っています。クロス精度も高いですし。
伊東幸敏には「アントラーズの右サイドバックは俺だ!」という強い気持ちで、これからの鹿島アントラーズを引っ張っていくような存在になってほしいと願います。
伊東はワンツーから抜け出し、クロスを上げるのを得意にしていますよね。それが伊東の得意な形なのですが、もっと幅を広げると日本代表も見えてくるでしょう。
ドリブルで仕掛けたり、遠くからでもシュートを打ったり。
まだまだ成長途中の伊東幸敏。これからの成長そして活躍を期待しましょう。
