
盛岡商業高校から早稲田大学へ。そしてジュビロ磐田へ加入しプロになった山本脩斗。
ここでは鹿島アントラーズの左サイドバック「山本脩斗」を紹介します。
山本脩斗のプレースタイル
高校や大学時代には、FWやトップ下でプレーしていた山本脩斗。もともとは攻撃的な選手だったんです。
プロ入りしてからジュビロ磐田でサイドバックにコンバートされ、守備の力をみるみるつけていきました。
そしてジュビロでのプレーが鹿島スカウト陣の目を引き、鹿島アントラーズに移籍してきたというわけです。
サイドバックは、守備と攻撃の両方を行うことになるので運動量は欠かせません。
山本は運動量豊富なサッカー選手。それもあり鹿島アントラーズに移籍してきた2014年から、すぐさまレギュラーの座を勝ち取ります。
タイミングよく前線に上がっていき、正確なクロスを供給。守備にも定評があり、1対1には無類の強さを見せます。
そして山本脩斗の最大の魅力はヘディング。身長は180cmとサッカー選手としては、それほど大きくはありません。
それでも山本がヘディングでゴールを決める場面は多いです。ジャンプ力とジャンプするタイミングは日本人随一。その才能を発揮し、高さで負ける相手にも競り勝つことができるんです。

山本脩斗はこれからの選手
そんな山本脩斗ですが、30歳を超えベテランの域に入ってきました。同じポジションには、安西や小田といった若手が控えるアントラーズ。
「若手にはまだまだ負けない!」という気持ちでこれからも活躍してほしいです。
30歳を過ぎてから日本代表にも選出されていますし、まだまだ成長を続ける山本脩斗。
若手と切磋琢磨して、激しいポジション争いをしてくれればと思います。そうすれば、鹿島アントラーズの左サイドバックは大きな武器になるでしょうからね。
鹿島アントラーズが多くのタイトルを獲得するには、サイドバックの力が欠かせません。
思い返せば相馬・名良橋・新井場・内田など、鹿島の黄金期にはサイドバックが大活躍しました。
2018年現在の鹿島アントラーズのサイドバックには、山本脩斗をはじめ安西・小田・内田・西・伊東がいます。
優勝するためにはサイドバックの活躍が必要なんです。山本にはサイドバックのリーダーとして若手を引っ張っていってほしいですね。
