
初期の鹿島アントラーズのDF「モーゼル」。
ここではブラジル人サッカー選手モーゼルを紹介します。
モーゼルは世界的にもすごい選手!?
モーゼルという選手、実は世界的にもすごい選手ということをご存知ですか?
モーゼルが輝いていたのは、1980年代。ブラジルのフラメンゴに所属していたモーゼルは、リベルタドーレス杯・トヨタカップを優勝に導いています。
その後は、ポルトガルのベンフィカで2度のリーグ優勝、フランスのマルセイユではリーグ3連覇を果たしました。
ブラジル代表としても1990年のイタリアワールドカップに出場しています。
1986年のメキシコ大会・1994年のアメリカ大会でも主力として期待されていましたが、いずれも怪我のためワールドカップの出場を逃してしまいました。
モーゼルはこのような輝かしい経歴を持っています。ケガに悩まされた選手でもあるんですね。

鹿島アントラーズに来た時には35歳
モーゼルが鹿島アントラーズに来た時の年齢は35歳です。残念ながらサッカー選手としてのピークを過ぎてしまっていました。
鹿島アントラーズには1995年にジーコに誘われて入団しましたが、全盛期の輝きを放つことなく最後はケガのため引退となってしまいます。
アントラーズで試合に出たのは17試合。その17試合で4回も退場になるほど体の衰えは明らかでした。

モーゼルがサッカー選手としての全盛期に鹿島アントラーズにきていれば、Jリーグ史上に残る名選手となっていた可能性は高いです。
そのくらいポテンシャルを持った選手だったんです.......。現役を引退後は、数多くのクラブチームで監督を務めています。