
岩手県の大船渡高校から鹿島アントラーズに加入した小笠原満男。当時は「東北に小笠原あり」と言われるほどの、全国的にも有名な選手でした。
ここでは鹿島アントラーズのレジェンド「小笠原満男」を紹介していきます。
小笠原満男はルーキーイヤーから鹿島アントラーズで活躍
鹿島アントラーズに来てからは、今のボランチではなくトップ下でプレーしました。高卒ルーキーイヤーの1998年に、さっそくデビューを果たす小笠原満男。
私はその時に初めて小笠原のプレーを見たのですが、度肝を抜かれました。ドリブル突破からシュート・簡単に相手をかわす・スルーパスを連発・・・
ひょうひょうとプレーしているのですが、そのプレーには見るものを魅了する輝きがありました。

3年目となる2000年には鹿島アントラーズで完全にレギュラーをつかみ、鹿島の中心選手となっていました。
2000年の3冠はもちろん、数多くのタイトル獲得の大きな功労者となってくれたのは間違いありません。2001年チャンピオンシップのVゴールには感動させてもらいました。
小笠原は日本代表でも大活躍
日本代表としても2002年と2006年のワールドカップに出場するなど、多くの結果を残した小笠原。
ここで小笠原無双とも言える動画を見てみてください。小笠原満男というサッカー選手の凄さが分かると思います。
自陣からの超ロングシュートは圧巻ですね。

たまにはトップ下の小笠原も見てみたい!
若いときの小笠原はトップ下というポジション柄、ゴールもバンバン決めていました。
でも現在の小笠原はボランチということもあり、ゴール数が少ないのがちょっと残念ではあります。
チームのために汚れ役をやってくれてはいるのですが、できればもっともっとゴールを狙ってほしいです。
決定力がある小笠原だけに、シュートが少ないのはもったいないなと感じてしまいます。

小笠原満男は10ヶ月間だけイタリアのメッシーナでプレーした以外は、鹿島アントラーズ一筋。もう20年間もアントラーズに尽くしてくれています。感謝感謝ですね。
サッカー以外でもかっこいい男
東日本大震災があった際には「東北人魂を持つJ選手の会」を発足させて、率先して被災地に出向き積極的に活動しています。
なかなかできることじゃありません。かっこいいですね。
もうすぐ40歳になる小笠原ですが、優勝を狙う鹿島アントラーズにおいて、まだまだ現役でやれるほどの実力は持っています。
2018年の最終戦で小笠原を使っていれば、結果はどうなっていたか分かりません。そのくらい小笠原には、今なお多くの期待をしてしまいます。
年齢を感じさせない熱いプレーで、私たちをこれからも興奮させてくれることでしょう。
個人的な話になりますが、2009年にアントラーズの練習を見に行った時に小笠原にサインをしてもらいました。
たった数秒でしたが、小笠原満男が私の目の前にいたんです。その瞬間とサイン色紙は私の「一生の宝物」です。
