
身長161㎝のドリブラー深井正樹。FWで161cmという身長。この低さはJリーグでも類を見ません。
ここではJリーグの中でもかなり小柄なFW「深井正樹」を紹介します。
深井正樹にとって高さは関係ない!
深井正樹の武器はドリブルとスピード。そして破壊力抜群のシュートです。
深井にとって高さはまったく関係ないんです。
大学は駒澤大学出身ですが、その時に2トップを組んでいたのは巻誠一郎。巻は長身なので言い方は悪いですがデコボコ2トップです。

しかし「大学サッカー史上最強の2トップ」と言われるほどの強力2トップだったんです。
ヘディングは高い選手に任せて、自分はドリブルとシュート力で勝負!おそらく深井はこう考えていたのではないでしょうか。
深井正樹は鹿島アントラーズで活躍できたの?
深井正樹は鹿島アントラーズに入団後、すぐに試合に出場します。
層の分厚いアントラーズでは、ルーキーはそう簡単に試合に出られません。それだけ深井のポテンシャルが高い証拠です。
Jリーグの舞台でも臆することなく、ドリブルを仕掛ける深井。相手DFと深井は数十センチもの身長差があります。
そんな相手をスルスルと深井はかわして強力なミドルシュート。これを武器に得点を重ねていきました。
深井正樹のプレーは見ていて楽しかったです。身長の低い選手が、相手を手玉に取るんですから。鹿島アントラーズではコンスタントに試合に出て、多くの得点をとってくれました。

移籍してからも大活躍
しかし2007年に移籍をしてしまいます。
柳沢・興梠・田代といったFW陣は強力でしたが、深井も鹿島アントラーズの大きな武器だったのに。このときは本当に残念だったのを思い出します。
鹿島アントラーズを退団後は、新潟・名古屋・千葉・長崎・相模原と多くのチームに在籍しました。深井の凄いのは全てのチームで、主力として試合に出てゴールを決めることです。
2016年限りで引退しましたが、深井のFWとしての魅力は今後も語り継がれることでしょう。現在はジェフでコーチをしています。
