
東京ヴェルディの下部組織出身の「安西幸輝(あんざいこうき)」。鹿島アントラーズに加入したのは2018年です。
ヴェルディ時代にはユースからの昇格イヤーに、開幕スタメンの座を掴み取ります。ヴェルディでは4シーズン過ごして、ほぼすべての試合に出場。
J2の中堅クラブのヴェルディから、J1で優勝を狙うアントラーズに移籍してきたのは安西にとって大きなステップアップです。
ここでは鹿島アントラーズの仲間に加わった「安西幸輝」を紹介します。
安西幸輝の魅力は?
安西幸輝の本職はサイドバック。左右どちらかではなく、安西の場合は左右両方のサイドバックができます。
それだけじゃなく、左右のサイドハーフもできるんです。
左右のディフェンダーとミッドフィルダー。合わせて4つのポジションができる安西幸輝。しかもどのポジションでも高いレベルのプレーができます。

さらに安西は仕掛けることができます。自らドリブルで突破することができる選手なんです。
そして1度仕掛けたら、ほぼクロスまで持っていきます。ロングシュートも打てます。これも安西の大きな魅力ですね。
安西は鹿島アントラーズで試合に出られるのか
鹿島アントラーズはJリーグの中でも優勝を狙うチームです。選手層が厚いのは言うまでもありません。
若くしてヴェルディで活躍した安西ですが、ヴェルディはJ2のチーム。正直、鹿島アントラーズとの力の差は歴然です。
では安西幸輝は、鹿島アントラーズで試合に出ることができるのでしょうか.......。
とちょっと不安になりますが、安西の実力はJ2レベルではありません。なので鹿島でも試合に出て活躍できる可能性は高いです。

もしかすると鹿島アントラーズに入ったことによって、安西のレベルがさらに上がり一気に日本代表にまで駆け上がる可能性すらあります。
そのくらい安西幸輝のポテンシャルは高いです。しかも年齢はまだ22歳。これからのサッカー選手を獲得できたわけです。
安西のようなユーティリティープレーヤーを獲得できたのは、鹿島アントラーズにとっては2018年最大の収穫といえるでしょう。

安西がゴールを量産すれば優勝できる!
安西幸輝はいろんなポジションができたり、ドリブル突破ができたりという魅力があります。
さらに安西は中に切れ込んで、ミドルシュートも得意としています。
安西の超絶ミドルシュートはこちらの記事で紹介しています。
仕掛けのドリブルもできるしシュートも打てる。安西は相手DFにとって大きな脅威となることでしょう。
プレーを見ているだけで楽しく、安西がボールを持つとワクワクするほど。このような選手は、過去の鹿島アントラーズでも数えるほどしかいません。

パス・ドリブル・シュートと攻撃的センスが光る安西だけに、もっとシュートを打ってもいいのかなと個人的には思います。
チームプレーはもちろん大事ですが、ときにはロングシュートを積極的に狙ってほしいですね。
そうすれば間違いなく今より得点数が増えて、優勝に大きく近づくはずなので。
まだ若い選手だけに、これから日本代表も狙える逸材です。というか、日本代表で主力を担えるだけの資質は十分に持っています。
ただ、海外には行ってほしくないですけど.......。