
コンサドーレ札幌の下部組織出身の西大伍。
ユース時代にはハーフナーマイクと2トップを組んでいました。当時はFWだったんですね。
ここでは鹿島アントラーズの西大伍を紹介します。
西大伍はトップ下で活躍できる!
西大伍が右サイドバックになったのは、2010年に在籍していたアルビレックス新潟時代。プロ入り5年目に右サイドバックにコンバートされていたんです。
私は知らなかったので正直意外でした。
鹿島アントラーズには2011年から在籍しています。その年に日本代表に選ばれ試合にも出場しています。
アントラーズではサイドバックながらパスセンス抜群なので、スルーパスを連発して決定機を演出。
もともとFW・MFの選手だっただけに、足元のテクニックは抜群にうまいです。

同じ右サイドバックの伊東が交代で入るときには、西はサイドハーフやトップ下に移動して攻撃参加をしかけます。
そのときの伊東とのコンビネーションは抜群で、クロス精度の高い伊東の活躍もありアントラーズの大きな武器となっています。
西はサイドバックじゃなくトップ下のがいいんじゃないかと思うほど、トップ下に入ったときの西は凄まじいです。
シュートも打てるし、ドリブルもできるし、裏にも抜け出せるし。

西大伍のスーパーボレーシュート
西大伍で思い出すのは、やっぱりアレですよね。
2014年の年間最優秀ゴールにも選ばれたボレーシュートです。知らない人はこの動画を見てみてください。
小笠原のコーナーキックにダイレクトシュート。綺麗にゴールに吸い込まれました。私の中でこのゴールはJリーグ史上3番目に美しいゴールです。
1位はもちろんレオナルド。
2位はエドゥー(フリューゲルス)のフリーキック。そして3位に西大伍のダイレクトボレーシュートです。

そして2016年のクラブワールドカップでの決勝戦。相手はスペインの名門レアルマドリードです。ここでも西の活躍が光りました。
相手がレアルにもかかわらずいつも通りのプレーを続ける西。
GK曽ヶ端からのロングボールを抜群のボールコントロールでキープするところなんか、いつ見ても惚れ惚れします。
今や鹿島アントラーズになくてはならない西大伍。しかし2017年の最終戦(ジュビロ戦)で全治4か月の大怪我を負ってしまいます。

2018年の序盤は鹿島アントラーズに西大伍がいない!?
2018シーズンの序盤は西大伍がいないことにります。これは痛すぎますね。それもあり、同じ右サイドバックに内田を獲得したアントラーズ。
このあたりの鹿島のフロントの素早さは天下一品ですね。これでまた新たな競争が生まれるわけです。
右サイドは西・内田・伊東と実力者が勢揃いのアントラーズ。さらに両サイドバックできる安西もいます。
誰がポジションを奪うことになるのかは楽しみで仕方ありません。2018年のアントラーズの右サイドバックは、相手の脅威になるでしょうね。

どっちにしても西が復帰してくるのは4月くらいからになりそうです。西が不在の間、つらいですが勝ち点を重ねたいところですね。
西が帰ってきたら最強アントラーズが誕生するんですから。