
ビスマルクと言えば、ゴール後のお祈りポーズを想像する人も多いのではないですか?
ブラジル代表経験もあるビスマルクが日本にきたのは1993年。
ここでは元鹿島アントラーズ「ビスマルク」を紹介します。
ビスマルクはもともとはヴェルディの選手だった
ビスマルクが最初に所属していたチームは、当時最強と呼び声の高かったヴェルディ川崎です。
ビスマルクの活躍もありヴェルディは1993年・1994年と連覇を達成します。1993年のチャンピオンシップはアントラーズは悔しい思いをしましたね。
ジーコのつば吐き事件もこの時の起きています。
鹿島アントラーズへ移籍してきたのには意外な理由が!?
そんなビスマルクが鹿島アントラーズに加入したのは1997年です。
名良橋と共に加入し、即戦力の2人が加わったことで、当時のアントラーズは過去最強チームという人もいるほど強かったんです。
ところで、ビスマルクが鹿島アントラーズに移籍してきた理由をご存知ですか?
それは本田の存在があったようなんです。
本田は相手チームのキーマンを徹底マークすることで日本代表にも上り詰めたアントラーズのレジェンド。その本田をヴェルディ時代のビスマルクは、大の苦手にしていました。
鹿島アントラーズに移籍すれば本田を敵に回さなくて済むので移籍してきたという噂もあるほどです。もちろん、それだけではないでしょうけどね。
ビスマルクはタイトルに恵まれすぎている!?
ビスマルクはヴェルディで多くのタイトルを獲得し、アントラーズにきてからも多くのタイトルを獲得しています。
ヴェルディで5個・アントラーズで7個のタイトルを獲っています。これを見ても、ビスマルクの存在感は凄まじいことが分かりますね。
普通のサッカー選手は、生涯かけて1つのタイトルを目指すんですけど.......。

私がビスマルクの活躍で思い出すのは、1998年のジュビロとのチャンピオンシップ。この試合でビスマルクは、25mのフリーキックを直接ゴールに叩き込みます。
これは見事でしたね。その試合でビスマルクはレッドカードで退場になってしまうのですが、ジュビロの攻撃を耐えてJリーグのタイトルを獲得しました。
ビスマルクはサッカー以外でも話題に!?
サッカーとは関係ありませんが、ビスマルクはテニス界のアイドル伊達公子さんと交際していたことでも話題になっていましたね。当時は美男美女カップルと騒がれました。

さらにゴールパフォーマンスもビスマルクの代名詞です。ゴールを決めたあとの神に祈るポーズは有名すぎます。

そんなこんなでビスマルクは、2001年に鹿島アントラーズを退団します。その後はヴィッセル神戸やブラジルでプレーして、サッカー選手を引退しました。
2005年には功労選手賞も受賞しています。ビスマルクが日本サッカーに与えた影響を考えれば当然ですよね。