
こんにちは。
ハッシー(@shika_blog)です。
勝負強いチームで日本一のタイトルを持つ茨城県に本拠地がある鹿島アントラーズ。
もしかしたら「好きなチームだけどチーム名の由来は知らない」という人がいるかもしれません。
「そんなの知ってるよ」という人もいると思いますが、一応おさらいしておきましょう。
目次
アントラーズの意味
アントラーズのアントラー(antler)というのは英語で「鹿の枝角」を意味します。
鹿島神宮にいる「神鹿(しんろく)」が由来となっており、また枝角は茨城県の茨をイメージしているんです。
チームマスコットも「しかおくん」で思いっきり鹿のキャラクターとなっています。
また鹿島アントラーズと鹿嶋市の字が違うと思う人がいるかもしれませんが、これにもちゃんと理由があります。
鹿島アントラーズというチームが誕生した時には鹿嶋市ではなく、鹿島郡鹿島町だったんです。
その後、鹿島町と大野村が合併して市になるのですが、その時に鹿嶋市になったわけです。
本当は「鹿島市」にしたかったのですが、佐賀県に鹿島市という市が存在していたために島を嶋に変えて鹿嶋市にしたというわけなんですね。
なので地元の人間でも「鹿島」と「鹿嶋」の使い分けにちょっと混乱したりもします(笑)
なんでその名前にしたの?
どうしてアントラーズという名前にしたのか・・・。
これはやっぱり鹿島神宮の存在ですね。鹿島神宮は全国に600ある鹿島神社の総本社で紀元前からある由緒正しすぎる神社です。
鹿島神宮の御祭神は「武甕槌大神」という武道や戦いの神様で、戦うスポーツのサッカーチームの名前にはもってこいというわけです。
鹿島神宮には今でもアントラーズの由来となった「神鹿」がいるので、お暇なら見学に行ってみてはいかがでしょうか。
ちなみに奈良公園の鹿は鹿島神宮の神鹿が由来だったりもします。そのくらい鹿島神宮の鹿は凄いんです!

他のチームの名前の意味は?
鹿島アントラーズの名前の意味が分かったところで、他のJクラブの名前の由来を見てみることにしましょう。
全部調べるのは大変だったので主な15チームに絞らせてもらいました(-_-;)
コンサドーレ札幌
道産子を逆に読み、ラテン語の「オーレ」を合わせた言葉。
ベガルタ仙台
仙台の七夕祭りにちなみ、織姫星(ベガ)と彦星(アルタイル)が由来。
モンテディオ山形
イタリア語で山と神を合わせた言葉で「山の神」という意味。なんか箱根駅伝みたいですね。
水戸ホーリーホック
英語で「葵」の意味。徳川御三家の水戸藩らしい発想です。
浦和レッドダイアモンズ(略してレッズ)
チームカラーの赤(レッド)とダイアモンドの輝きと固い結束力をイメージしています。
柏レイソル
スペイン語で王と太陽を合わせた言葉で「太陽の神」を意味します。
東京ヴェルディ
チームカラーの緑を意味するポルトガル語から。
横浜Fマリノス
マリノスはスペイン語で「船乗り」の意味。Fはマリノスと吸収合併したフリューゲルスの頭文字。フリューゲルスはドイツ語で翼を意味します。
アルビレックス新潟
白鳥座の「アルビレオ」とラテン語で王様の意味の「レックス」を合体させた言葉。
ヴァンフォーレ甲府
武田信玄の旗印「風林火山」にちなみ、フランス語の「風」と「林」と合体させた言葉。
松本山雅
1965年の結成当時の選手が松本駅前にあった「山雅」という喫茶店へよく通っていたから。
名古屋グランパスエイト(現在はグランパス)
グランパスは英語で「鯱」の意味。名古屋城のシャチホコからとりました。エイトは名古屋市の記章「八」を意味し末広がりを表しています。
ガンバ大阪
日本語の「頑張る」と思いきやイタリア語で「脚」を意味しています。昔はパナソニックガンバ大阪と呼んでいました。
サンフレッチェ広島
日本語の「3」とイタリア語の「矢」を意味し、地元の武将である毛利元就の「三本の矢」を意味しています。
サガン鳥栖
佐賀県のサガンと思いきや「砂岩」の意味みたいです。小さい砂粒が固まり力が結集することを表しています。前身は鳥栖フューチャーズです。