
こんにちは。
ハッシー(@shika_blog)です。
Vファーレン長崎に勝利した試合から中3日での試合。相手は横浜Fマリノス。鹿島アントラーズにとって3試合ぶりにホームでの試合となります。
目次
鹿島アントラーズのスタメン
GK 曽ヶ端
DF 伊東・チョンスンヒョン・犬飼・山本
MF 三竿・レオシルバ・遠藤・永木
FW 鈴木・セルジーニョ
鹿島アントラーズのスタメンはこのようになっています。
ジーコが連れてきたブラジル人助っ人「セルジーニョ」のデビューとなります。どんな選手なんでしょう。楽しみですね。

鹿島アントラーズvs横浜マリノスの一戦を振り返る
前半
久しぶりのホームの一戦ですが、なかなか自分たちのペースにできないアントラーズ。相手にボールを持たれる時間が長い前半となってしまいました。
新加入のセルジーニョは前半を見た限りでは、テクニック系の選手というイメージ。パス精度も非常に高いです。
鈴木に出したスルーパスは絶妙でしたが、鈴木のトラップミスでチャンスとなりませんでした。前半を見る限りでは、セルジーニョは鹿島の戦術に合っているように感じました。

後半
後半になってから、どちらかといえばホームの鹿島アントラーズが主導権を握れるようになってきました。
そして後半の4分。鈴木が競ったこぼれ球を、遠藤が胸トラップからボレーシュート。
ボールはキーパーの手を弾いて、ゴールマウスへと吸い込まれました。ようやく先制点を奪ったアントラーズ。遠藤は2試合連続ゴールです。
その後はお互いにチャンスを決めきれない展開が続き試合終了。なんとか鹿島アントラーズがホームで勝ち点3をゲットしました。

ハイライト動画はこちらをご覧ください。
鹿島の選手たちを勝手に採点してみた
曽ヶ端準 7
ミスはなくほぼ完ぺき。相手のフリーキックもゴールマウスから掻き出した。
伊東幸敏 6
まずまずの出来。できればもっと積極的に仕掛けて欲しかった。
チョンスンヒョン 5.5
無失点に抑えたのは評価できるが、ミスから危ない場面を何度か招いたのはいただけない。
犬飼智也 6
どうしても昌子と比べてしまうが、今日の出来は昌子とくらべても遜色なかった。それでも昌子のが上だが。
山本脩斗 6
守備で活躍。ときおりみせるクロスはもっと精度をあげてほしい。
三竿健斗 6.5
インターセプトはさすが。守備はいいが鹿島のボランチならもっとシュートが上手くなってもらいたい。
レオシルバ 6.5
危ない場面をことごとく防いでくれた。持ちすぎる悪い癖は出たが上々のできばえ。
遠藤康 7
トラップからのシュートはワールドクラス。遠藤本来の決定力が戻ってきた。
永木亮太 5.5
永木はサイドハーフ向きのプレイヤーではない。ボランチで生きる選手。セットプレーのキッカー以外は見せ場作れず。
鈴木優磨 6
相変わらず調子のよさは見えるが最後のところで迫力に欠けた。最後のパスの精度だったりドリブルだったり。1対1で負けることが多かった。
セルジーニョ 6.5
はじめての試合にしては十分に合格点。Jリーグのスピードについてこれない部分は多少あったが上々。今後が楽しみ。
土居聖真 5.5
後半22分にセルジーニョに代わって出場。だが見せ場をほとんど作れなかった。
金森健志 7
後半31分に遠藤に代わって出場するや否や積極的な姿勢が見えまくり。シュートも惜しかった。この調子で得点を狙い続けて欲しい。
安西幸輝 5.5
後半41分に永木に代わって出場。時間が短すぎて仕事がほとんどできず。
大岩剛監督 6
金森の交代ははまっていたが、土居と安西はいまいち。でも連勝という結果は残した。

横浜マリノス戦の感想と今後の鹿島アントラーズ
初スタメンのセルジーニョは期待と不安がありましたが、この試合を見る限り不安は消えました。
鈴木とのコンビネーションがもっと合うようになってくれば、爆発的に点を取れる可能性を秘めています。セルジーニョはかなりの選手と見ました。
ちょっとJリーグの速いサッカーに戸惑う場面は見られましたが、それも時間の問題でしょう。

とにもかくにも横浜マリノスに勝って連勝。でもマリノスは所詮14位と降格争いをしているチーム。しかも鹿島のホームゲーム。
これらを考えると楽に勝たなくてはいけない相手です。でも危ない場面を何度も作られてしまいました。
無失点で逃げ切ったのは大きいですが、これからは結果だけじゃなくて内容も重要になってきます。
なんてったって次の磐田戦のあとには、ACLの準々決勝があるんですから。今年のJリーグの順位を考えると、JリーグよりACLに力を入れたいところ。
その大事な大事なACLが近づいてきているんです。そこに照準を合わせて、体を作ってほしいと願います。

各チームの勝ち点と鹿島アントラーズの順位

49 広島
43 川崎
40 東京
36 神戸・C大阪
35 札幌・鹿島・仙台
32 浦和
31 磐田
28 清水
26 湘南・柏
25 名古屋
23 横浜
22 鳥栖
21 G大阪・長崎
鹿島アントラーズは勝ちましたが、近くの順位のチームが軒並み勝ったため順位の変動はなし。7位のままです。
広島が負けて鹿島との勝ち点差は14になりましたが、依然として厳しい状況には変わりありません。
今日の試合でサンフレッチェはフロンターレに負けて2位との差が6になっています。
しかもフロンターレは1試合少ないんです。もしかしてまた川崎フロンターレが逆転優勝ってことになるかも.......。
フロンターレが優勝するならサンフレッチェの方がマシです。広島豪雨の被害者たちにも勇気を与えられるでしょうし。

鹿島としてはここから勝ち点14差をひっくり返すのはかなり厳しいので、やっぱり今年はJリーグよりACLとかのタイトルを優先して考えて欲しいですね。