
2015年は11年ぶりとなる2ステージ制の復活した年です。
各ステージの優勝チームにチャンピオンシップの出場権が与えられますが、それ以上に優遇されるのは年間1位のチームとなります。
チャンピオンシップには最大で4チームが出場することになります。
このあたりが、11年前のチャンピオンシップとは違うところです。年間1位のチームがチャンピオンシップにすら出られないという過去の反省を踏まえたうえでの決定でしょう。
2015年のシーズンは、昨年のJリーグでJ2降格が決まった大宮アルディージャ・セレッソ大阪・徳島ヴォルティスが抜けて、昇格してきた湘南ベルマーレ・松本山雅・モンテディオ山形がJ1で戦います。
Jリーグ
1stステージ
節 | 対戦相手 | H/A | 勝敗 | スコア | 得点者 |
1 | 清水 | A | ● | 1-3 | 遠藤 |
2 | 湘南 | H | ● | 1-2 | 金崎 |
3 | 名古屋 | A | △ | 1-1 | 金崎 |
4 | 鳥栖 | H | ○ | 3-1 | 金崎・柴崎・遠藤 |
5 | 新潟 | H | △ | 1-1 | 土居 |
6 | 柏 | A | ○ | 3-1 | 植田・カイオ・中村 |
7 | 神戸 | H | ● | 1-2 | 柴崎 |
8 | 仙台 | A | ○ | 2-1 | 昌子・カイオ |
9 | 甲府 | H | ● | 0-1 | |
10 | F東京 | A | ○ | 1-0 | 土居 |
11 | 広島 | H | △ | 2-2 | 小笠原・ジネイ |
12 | 浦和 | A | ● | 1-2 | OG |
13 | 松本 | H | ○ | 3-1 | 赤崎2・カイオ |
14 | G大阪 | A | ● | 0-2 | |
15 | 山形 | A | △ | 2-2 | 遠藤・カイオ |
16 | 横浜FM | A | ○ | 3-0 | カイオ・土居・赤崎 |
17 | 川崎 | H | ● | 2-3 | 金崎・赤崎 |
2015年の1stステージを制したのは、強烈な攻撃陣を誇る浦和レッズです。
鹿島アントラーズは負けがこんで8位になってしまいました。

2ndステージ
節 | 対戦相手 | H/A | 勝敗 | スコア | 得点者 |
1 | 新潟 | A | ○ | 3-2 | 昌子・土居・遠藤 |
2 | 清水 | H | △ | 0-0 | |
3 | 松本 | A | ● | 0-2 | |
4 | F東京 | H | ○ | 2-1 | 柴崎・昌子 |
5 | 鳥栖 | A | ○ | 3-0 | 柴崎2・赤崎 |
6 | 広島 | A | ○ | 1-0 | 山本 |
7 | 仙台 | H | ○ | 3-2 | 山本・土居2 |
8 | 山形 | H | ○ | 3-0 | 金崎・カイオ・遠藤 |
9 | 川崎 | A | ○ | 3-1 | カイオ・金崎・赤崎 |
10 | G大阪 | H | ● | 1-2 | 鈴木 |
11 | 甲府 | A | ○ | 1-0 | 金崎 |
12 | 浦和 | H | ● | 1-2 | 遠藤 |
13 | 神戸 | A | ○ | 2-0 | 山本・カイオ |
14 | 柏 | H | ○ | 3-2 | 赤崎・金崎・鈴木 |
15 | 湘南 | A | ● | 1-2 | 金崎 |
16 | 横浜FM | H | ○ | 2-0 | カイオ2 |
17 | 名古屋 | H | ○ | 1-0 | 中村 |
2ndステージはサンフレッチェ広島が制しました。
鹿島アントラーズは一歩届かず2位。湘南や松本戦を落とすという取りこぼしが原因ではないでしょうか。

年間順位はこのようになっています。
チャンピオンシップを制したサンフレッチェ広島が優勝です。年間1位のチームが優勝したので、まあ順当ですね。
鹿島アントラーズはチャンピオンシップにも出られず終わりました。年間順位は5位なので、翌年のACLの出場権も逃してしまいました。

来年J2で戦うことになったのは、松本山雅・清水エスパルス・モンテディオ山形の3チームです。
オリジナル10の清水エスパルスがついにJ2に降格してしまいました。
ナビスコカップ
節 | 対戦相手 | H/A | 勝敗 | スコア | 得点者 |
準々決勝 | F東京 | A | △ | 2-2 | 赤崎・遠藤 |
準々決勝 | F東京 | H | ○ | 3-0 | 金崎2・遠藤 |
準決勝 | 神戸 | A | ○ | 2-1 | 山村・赤崎 |
準決勝 | 神戸 | H | ○ | 4-1 | 中村・金崎2・カイオ |
決勝 | G大阪 | H | ○ | 3-0 | ファンソッコ・金崎・カイオ |
ACLに出場しているので、決勝トーナメントから参加の鹿島アントラーズ。あれよあれよという間に決勝へ。
決勝戦でガンバ大阪を完膚なきまでに叩き潰し、見事ナビスコカップのタイトルを手にしました。
アントラーズが獲得したナビスコカップのタイトルはこれで6度目になります。
シーズン途中にセレーゾ監督から石井監督に変わった鹿島アントラーズ。このタイトルは石井監督の初めてのタイトルでもあります。

それでは決勝戦の動画をどうぞ。鹿島の選手たち、かっこいいですよ。
天皇杯
節 | 対戦相手 | H/A | 勝敗 | スコア | 得点者 |
2回戦 | FC琉球 | H | ○ | 3-1 | 豊川・山本・杉本 |
3回戦 | 水戸 | H | ● | 0-0 (PK2-3) |
2015年の天皇杯では、鹿島アントラーズは3回戦で同じ茨城県の水戸ホーリーホックに敗れてしまいました。
この試合があったときの鹿島アントラーズは絶不調でした。タラレバが禁句なのは分かっていますが、もしこの試合に勝っていれば天皇杯のタイトルを獲っていたと個人的には思います。
シーズン終盤のアントラーズは絶好調でしたからね。

ACL
節 | 対戦相手 | H/A | 勝敗 | スコア | 得点者 |
予選 | ウエスタンシドニー | H | ● | 1-3 | 土居 |
予選 | FCソウル | A | ● | 0-1 | |
予選 | 広州恒大 | A | ● | 3-4 | 高崎・土居・柴崎 |
予選 | 広州恒大 | H | ○ | 2-1 | 遠藤・高崎 |
予選 | ウエスタンシドニー | A | ○ | 2-1 | 土居・金崎 |
予選 | FCソウル | H | ● | 2-3 | 赤崎・柴崎 |
久しぶりにACLに参戦したアントラーズでしたが、予選で4敗してしまい敗退してしまいました。
鹿島アントラーズがACL予選で敗退するのは珍しいことです。決勝トーナメントでは弱いですけどね。
2015年まとめ
Jリーグ・・・5位
ナビスコ・・・優勝
天皇杯・・・3回戦敗退
ACL・・・予選敗退
Jリーグは悔しいですが、ナビスコカップのタイトルはゲット。これで通算タイトル数は17になりました。
石井監督に代わってから、明らかに動きの質が良くなった鹿島アントラーズ。来季が楽しみです。

チームが調子悪い時は監督を代えるのがいちばんの薬みたいですね。
2015年に鹿島に加入した選手たちは以下の記事をご覧ください。
2015年の鹿島には鈴木優磨・金崎夢生のストライカーコンビが加入しました。