
日韓ワールドカップが開催された2002年の鹿島アントラーズのデータ(試合結果・得点者など)を紹介します。
2002シーズンのJリーグのレギュレーションは昨年と変更はなく、90分勝利3ポイント、延長勝利2ポイント、引き分け1ポイントです。
2シーズン制で、それぞれの優勝チームがチャンピオンシップを戦います。
J2に降格したセレッソ大阪とアビスパ福岡が抜けて、代わりにJ1へ昇格を果たしたベガルタ仙台と京都サンガが加わっています。
Jリーグ
1stステージ
節 | 対戦相手 | H/A | 勝敗 | スコア | 得点者 |
1 | F東京 | A | ● | 2-4 | 平瀬・秋田 |
2 | 清水 | H | ■ | 0-1 | |
3 | 市原 | A | ○ | 2-0 | 柳沢・小笠原 |
4 | 広島 | A | ○ | 1-0 | 中田 |
5 | 仙台 | H | ● | 0-2 | |
6 | 磐田 | A | ● | 0-2 | |
7 | 札幌 | A | ○ | 3-1 | 中田・平瀬・長谷川 |
8 | 東京V | H | ○ | 1-0 | エウレル |
9 | 柏 | H | ○ | 3-2 | エウレル・秋田・長谷川 |
10 | 京都 | A | ■ | 1-2 | 中田 |
11 | 神戸 | H | ○ | 1-0 | エウレル |
12 | 名古屋 | A | ● | 1-2 | 本山 |
13 | 浦和 | A | ○ | 2-0 | 柳沢・エウレル |
14 | 横浜 | H | ○ | 2-1 | アウグスト・本山 |
15 | G大阪 | H | ○ | 2-1 | 小笠原・エウレル |
2002年のファーストステージを制したのはジュビロ磐田です。
鹿島アントラーズは去年の勢いを維持できずに、5位で終えてしまいました。

2ndステージ
節 | 対戦相手 | H/A | 勝敗 | スコア | 得点者 |
1 | 仙台 | A | ○ | 2-1 | 中田・柳沢 |
2 | 磐田 | H | ● | 1-2 | 名良橋 |
3 | 東京V | A | ○ | 3-2 | 本山・長谷川・アウグスト |
4 | 京都 | H | ○ | 2-1 | 中田・池内 |
5 | 柏 | A | ● | 0-1 | |
6 | 市原 | H | ○ | 3-2 | 柳沢・中田・アウグスト |
7 | 名古屋 | H | ○ | 4-1 | 小笠原2・アウグスト・熊谷 |
8 | 神戸 | A | ● | 0-1 | |
9 | 横浜 | A | ● | 0-2 | |
10 | 浦和 | H | ○ | 2-1 | 内田・熊谷 |
11 | 札幌 | H | □ | 3-2 | 柳沢2・石川 |
12 | G大阪 | A | ○ | 2-0 | 柳沢・エウレル |
13 | 広島 | H | ● | 0-2 | |
14 | 清水 | A | ● | 1-2 | 秋田 |
15 | F東京 | H | ○ | 2-1 | 秋田・エウレル |
2002年のセカンドステージもジュビロ磐田が優勝です。
この結果チャンピオンシップは行われずに、史上初となるジュビロ磐田の完全優勝となりました。
鹿島アントラーズはファーストステージよりは順位を上げたものの、3位止まりでした。

でも3位に入るアントラーズもさすが!
年間順位はこうです。
ジュビロの強さがずば抜けてます。
昨年のこと(勝ち点ではダントツなのにチャンピオンシップで負けた)があったから、1stステージと2ndステージともに優勝しようと躍起になっていたのでしょうね。
それにしても、2002年のジュビロには勝てる気がしませんでした。悔しいけど、そのくらい強かったです。
2位以下は団子状態で、鹿島アントラーズは年間4位でシーズンを終えました。

来年J2で戦うのは、サンフレッチェ広島とコンサドーレ札幌です。
ナビスコカップ
節 | 対戦相手 | H/A | 勝敗 | スコア | 得点者 |
予選 | 広島 | H | ○ | 1-0 | 野沢 |
予選 | 浦和 | A | ● | 2-3 | 本田・長谷川 |
予選 | 名古屋 | H | ○ | 3-1 | 本山・長谷川・平瀬 |
予選 | 名古屋 | A | ● | 0-3 | |
予選 | 浦和 | H | ● | 2-3 | 野沢・中村 |
予選 | 広島 | A | ○ | 1-0 | アウグスト |
準々決勝 | 磐田 | A | ○ | 2-1 | エウレル2 |
準決勝 | 清水 | H | □ | 2-1 | OG・長谷川 |
決勝 | 浦和 | H | ○ | 1-0 | 小笠原 |
予選リーグで3敗しながらも、決勝トーナメントに進んできた鹿島アントラーズ。
そこでも勝ち進み、あれよあれよと言う間に優勝してしまいました。これでナビスコカップのタイトルは3つ目です。
Jリーグのタイトルは獲れなくても、ナビスコのタイトルを獲るあたりはさすが鹿島アントラーズと言ったところです。タイトルがかかった試合は強いですね~。
この試合のハイライト動画はこちらです。

天皇杯
節 | 対戦相手 | H/A | 勝敗 | スコア | 得点者 |
3回戦 | 東京学芸大 | H | ○ | 4-0 | 秋田・アウグスト・柳沢・本山 |
4回戦 | 大宮 | H | □ | 1-0 | エウレル |
準々決勝 | 川崎F | H | ○ | 1-0 | 本山 |
準決勝 | 市原 | A | ○ | 2-0 | エウレル2 |
決勝 | 京都 | H | ● | 1-2 | エウレル |
天皇杯は決勝まで進みましたが、京都サンガに敗れてしまいました。
この頃のサンガには、後にマンチェスターユナイテッドで活躍するパクチソンがいました。
このような選手がいると、さすがの鹿島アントラーズも手を焼いたようで残念な結果となってしまいました。

パクチソンがビッグな選手になるなんて考えてもいませんでした。
アジアクラブ選手権
節 | 対戦相手 | H/A | 勝敗 | スコア | 得点者 |
準々決勝 | テロサーサナ | - | △ | 2-2 | 平瀬・フェルナンド |
準々決勝 | 上海申花 | - | ● | 3-4 | 青木・フェルナンド・野沢 |
準々決勝 | 大田シチズン | - | ● | 0-1 |
アジアクラブ選手権では、去年に続き準々決勝リーグ敗退となっています。どうしてこうも、アジアの大会で弱いんでしょうか・・・

スーパーカップ
節 | 対戦相手 | H/A | 勝敗 | スコア | 得点者 |
- | 清水 | H | ★ | 1-1(4-5) | 本山 |
2年連続で清水エスパルスに敗れてしまいました。PK戦で負けたというのが悔しいですね。

2002年まとめ
Jリーグ・・・年間4位
ナビスコ・・・優勝
天皇杯・・・準優勝
アジアクラブ選手権・・・準々決勝リーグ敗退
スーパーカップ・・・準優勝
Jリーグと天皇杯は逃したものの、ナビスコカップのタイトルは獲得しました。これで通算タイトル数は9になりました。
1つでもタイトルを獲れると気分が違いますね。この調子で、これからも戦ってほしいところです。

2002年に鹿島に入った選手たちは以下の記事を参考にしてみてください。
2002年のアントラーズには石川やエウレルなどが加入しています。